今も時々思い出す曲

賽を振る時は訪れ 人生の岐路に佇む
共に見た数々の夢を追いかけ 汗を流す仲間もいたな
声を上げ駆ける少年を 振り返る余裕すらなく
擦り切れた若さの残り火 この胸に燻らせている


「未だ夜明けは遠く」


「生きてゆく為の賢さを 今ひとつ持てずにいるの」と
誰かが不意にボヤいても それはみんな同じだろう
ささやかな喜びの為に 幾許かの情を捨てた時
夢を大事にしろよなんて いつからか言えなくなっていた


(pure soul/TAKURO)